12. ビザの更新手続き(続き)
寒いチューリヒから、こんにちは。
春の天気といいますか、三寒四温といいますか…。
冬と春を行ったり来たりしています。
ブログに書いたとおり、3月上旬は噴水も凍りつくような寒さでしたが、そのあと1週間は少しづつ気温も上がり、春の訪れを感じられる日々でした。
が、先週末からは再び気温が0度を下回る日々を過ごしています。
週末には雪も降りました。3月なのに…。さむいです。
今回はタイトルにも書きましたとおり、ビザの更新についてお知らせです。
ビザについての最初のブログは1月に書きましたので、「まだやっているのか」と思われるところです。
私も「いつ終わるのか」とイライラ・ハラハラしながら手続きを続けていました。
最後に必要な書類などを移民局に送ったのは2月中旬。
それから、新しい証明書を数週間も待っていたわけです。
しかし…
待てど暮らせど音沙汰無し。
ということで、ついに電話して手続きの進捗を確認するとともに催促をしたのです。
電話。
ドイツ語です。緊張します。
シミュレーションを何度かやって。
いざ!
ここで大切なのは、移民局から送られてきた過去の手紙。
この手紙に、自分の “問い合わせ番号” が書いてありますので、それを伝えるとスムーズに事が運びます。
そして、電話に出てくれたおばちゃんに簡単に要件を伝えると、問い合わせ番号・誕生日・名前などを確認されて、
「じゃ、今調べるからちょっと待ってね。」
と。
でも、要件は簡単に説明したにすぎなかったので、もう少し詳しく説明しようと
口を開いたところ、
間髪入れずに
「Moment!(待って)」
冷たく却下されてしまってショック。
そのあとは、ひたすら待たされました。
「データを見れば経過は一目瞭然なはずなのに、なんでこんなに時間がかかるんだろう」
と、ちょっとイライラしながら待ってたんですけど。
おばちゃん、電話に戻ってきて一言、
「あなたのビザ、更新されてるわよ! 数週間前、手紙を送ったはずなのよねー。
でも、もう一回送ってみるから。2週間後にまだ手元に届いてなかったら、また連絡頂戴w」
て、さらっと言いました。
そして、私が確認のために「具体的に何を私に送るのか」などを質問しようとしたところおばちゃんに遮られ、とりあえず待つように指示されてしまいました。
残念。
でも、いいんでしょうか。
数週間前に一度、私に送られたはずの手紙。
中には大切な書類が入っていたはず。
行方不明のこの手紙。このままにしていいんでしょうか…
行方不明のままっていうのは、気が休まりませんよ。
移民局の人はそれに関しては何の心配もしてないみたいでしたけれど。
そこで私が思いついたのは、
「移民局の人は本当はまだ私に手紙を送っていなかった」
という可能性。
データ上では更新したものの、実際の証明書を私に送るのを忘れてしまった。
忙しい業務の中で、このようなことがないとも限りません。
でも、おばちゃんはプライドのために私にこのことを伝えなかった。
…
どうでしょう。
ありえます。
自分の非を認めない、伝えないというのはよくある話です。
あと、送ったにしても、重要度もかなり高いビザの書類を書留で送らないのにも不信感。
とにかく、電話した日から約1週間に証明書は届きましたが、
不信感が残る、なんだかすっきりしない終わり方になってしまいました。