23. スイス建国記念日(2018/08/09の記事)
エアコンが無く防寒に特化した家が、サウナのようです。
熱帯夜なので、窓全開で寝ています。
このようにして寝るのは何年ぶりでしょうか。
東京ではあまりできない寝方だと思いました。ちょっと、キャンプみたいです。
さ、8月1日は言わずと知れたスイスの建国記念日で、祝日です。
1291年の "early August" に、シュヴィーツ・ウーリ・ウンターヴァルデンが最初に同盟を結んだのを記念しています。
正式に「スイスの」記念日になったのは1891年で、1994年から祝日になったんですね。(Swiss National Day - Wikipedia)
この日は祝日で、町々によってイベントがあるようです。
テレビでは、朝から Gotthard Pass (ゴッタルド峠)で行われていたカトリック教のミサの様子を中継していました。衣装が特徴の、あの有名なスイスの衛兵さんも、もちろんTVで見れました。
でも、ゴッタルト峠のミサは本当に峠で行われていてびっくり。村とか町の教会ではなかったんですね。
岩がごつごつした登山の途中みたいな、山が少し開けた場所に、プレパブのステージやミサで使う道具、椅子、マイク、照明器具などを並べていて、準備も大変だなと思いましたね。神父さんもすごい衣装着てるし。
テレビでミサの中継を見た私。チューリヒでも必ず催し物があるはずだと思い、12時過ぎに中心街へ行ってみることにしました。
ネットの情報によればチューリヒ市長のあいさつは午前とあるので、おそらく集会やミサは終わっているだろうと予感しましたが、それでも何かないかな、と期待して。
12時過ぎのチューリヒ。
めっちゃ暑かった >< 市内はコンクリートや石で作られているので、本当に熱が溜まりやすいんですよね。湖の近くに行っても全然涼しくはないです。
街をぐるっと一周するように
Bellevue -> Bürkliplatz -> Bahnhofstrasse を歩きながら Paradeplatz -> Hauptbahnhof
と歩いてみました。
そしたら、
何もありませんでした。
びっくりした。
スイスとチューリヒ市の旗が至る所に掲げてありましたが、
人がいなかった。
大砲の音が何発か近くで聞こえたけれど、人が集まっている様子はなかったので、誰かが個人的に出した音なんだろうな。
Bürkliplatz のマーケット広場で、屋台と音楽のステージ、さらに市長がスピーチをしたと思われるステージを見つけて行ってみました。
屋台ではソーセージとか売ってたし、スイスの国旗が描かれた帽子とかお土産的なものも見つけたけれど、私現金持ってきていなかったので、何も買いませんでした。
音楽のステージでは、なぜか英語の歌を歌うグループ。
スイスの音楽じゃないのか。スイスの歌うたってほしいー。
スピーチ用のステージ。
期待を大きく裏切られて、そのまま Hauptbahnhof に向かいました。
市内一の銀座通り Bahnhofstrasse には、これまた全く人がいなくてびっくり。お店が閉まる日曜日にだって、こんなに閑散な通りにはなりませんよ。ちらほら観光客が見られるだけ。
Paradeplatzとか
まったくもって予想外でしたね。
もちろん Hauptbahnhof の広場もなにもないし。
田舎のほうに行ったら、もう少し何かあったのかな。
というわけで、空振りに終わった私の「市内散策 on 建国記念日」でした。
ざんねん。
せっかく人がだーれもいなかったので、街の写真を思う存分撮らせていただきましたよ。
普段は、写真に人が映り込むのでなかなか撮りにくいんですけれど。
今日はなんと撮りやすい!
後日、スイス人の友達から「暑かったから誰も日中は街に行きたくないんじゃない」とコメントいただきました。
たしかにそうですよね。