36. ちょっと卒業式の話&保険料の援助、Prämienverbilligung
大学を無事に卒業しました。
卒業式は大学の本部で。私がお世話になった 学科からは約30名の卒業者がおり、20人くらいが式に出席していました。
式はあっさりしたもので、講堂で学科長代理からのあいさつと、一人ずつ壇前に呼ばれて記念品の贈呈、そのあと中庭でアペロと写真撮影という流れでした。服装も決まっておらず、カジュアルな人からスーツの人まで様々。さすがにジーンズにTシャツの人はいませんでしたが、肩ひじ張らないリラックスした雰囲気でした。
ちなみに自分は、ユニクロで買った白いブラウスにGUで買ったオフィス用の紺色8分丈パンツで参加。靴については、当日は雨が降っていたため、レインブーツで大学まで行き、トイレの中でベージュのパンプスに履き替えました。
当日は、大学内の違う講堂で他学科の卒業式が行われており、中庭の写真撮影ブースやアペロには人がたくさん詰めておりました。
さて、本題の Prämienverbilligung へと移ります。
スイスでは健康保険の加入は義務付けられておりますが、どの保険に入るか、毎月いくら払うかは自分で選ぶことができます。自分の収入状況と相談しながら決めることができるんです。
しかし学生や無職の人など、十分に収入がない場合は保険料を自治体に援助してもらえる制度があります。それが、Prämienverbilligung というもの。毎月の保険料から援助額が差し引かれた金額が個人に請求されます。
基本的には、自治体から Prämienverbilligung 加入のお知らせが自動的に届くようです。フォーマットに必要事項を記入して返送すればOK。
そうでなく自主的に応募する場合は、自治体の Prämienverbilligung 担当部署に加入のために何が必要か問い合わせましょう。私の場合、チューリヒ市の担当部署に電話で問い合わせたところ、「3年前の Steuererklärung・身分証明書のコピー・手紙(Prämienverbilligung に応募する旨を一文とサイン)」の3つを提出するように言われました。
電話に出てくれた担当者さんがとてもやさしくて、スイスの役所にしてはとっても感じがいいなと思いました。
書類を提出したのは3月ですが、保険料の控除がいつから始まるのかはいまだ不明。
聞いておけばよかった…。