43. 卒業後も大学の図書館を使いたい
大学の図書館は、公共施設です。
もちろんチューリヒの市立図書館(Zentralbibliothek Zürich)も、誰でも使える公共施設。
学生のときは、これらすべての図書館が自由に使えました。学生証を提示するだけで、図書館のサービスが使えます。オンラインで書籍の貸し出しを予約したり、書籍の受け取りカウンターで学生証を見せると書籍が受け取れたり、とてもスムーズでした。
卒業した後、公共施設である図書館のサービスがどのように利用できるのかをよく知らなかったので、ちょっと調べてみました。
図書館は公共のものなので、もちろん利用することはできます。でも、新しいカードを作ったり、利用料金がかかるのではないかな、と思って…。学生のときは、利用料金が学費に含まれていたとかで、無料で使える気になっていたのかもしれないし。
結果、学生証でも大丈夫だった!
学生証には有効期限が記されていたけれど、有効期限が過ぎても番号とかバーコードはまだ使えるんですね。いいのかな?
使えるからいいんだろうけど、一応ETH図書館の貸し出しカウンターでスタッフの人に聞いてみました。
私「すみません。今、何の問題もなくこの学生証で本の貸し出しができたんですが、実は学生証の有効期限がもう切れているんです。私、学生じゃないんです。このカードをずっと使っても大丈夫ですか?」
スタッフさん「あ、そうなの? ちょっとまってね。うん、期限切れてるね。別に大丈夫だけど、とりあえず一般の利用カードに切り替えておこうか。」
という感じで、ゆるーく切り替えることになってしまった。
スタッフさんが一般者用の利用カードを持ってきて、カード番号を私のアカウントに登録したら終了! 速い ^^ オンラインの予約サービスとかで学生のときから使っていたpasswordやユーザーネームは変更不可らしいです。あと、料金もかからなかった。無料。
(地方の図書館から本を送ってもらうようなときは、送料が必要。でも、これは学生も一緒)
めっちゃ速かったしシンプルでよかったです。ほっとした。
料金かかるのが一番不安でしたね。お金払うほど頻繁には利用しないし、お金ないし、と思って心配してしまった…。
これで、学生証とは本当にお別れかな?