チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

81. Lausanneへ一泊旅行

 

*これは寒々しい秋を感じ始めた、数か月前の話です。

 

今年は、秋の始まり方が乱暴でした。

夏の陽気が続いたと思ったら、いきなり雨&木枯らしで天気が真っ逆さまに落ちたので…。「秋はハイキングに行きたいねw」なんて呑気なことを言う前に、冬が来たようでした。

 

でも、そんな天気の下落を知る由もない夏の中盤、私たちはローザンヌへの旅行を計画してしまったのです。当時は感染の広まりも落ち着いていて、スイス内なら電車に乗って気軽に旅行もOK。今年はずっと家にいたので、フランス語圏にあるローザンヌでちょっと気分転換をしたかった。

ローザンヌには、スイスで唯一と言われている地下鉄があったり、国際オリンピック委員会の本部があったり、さらにはきれいな旧市街やワイン畑もあります。町は丘の斜面に沿って広がっているので、歩いて散策すると結構足が疲れます。古くて趣がある小道や階段を歩くのは素敵だけど、地下鉄も使っていかないと体力が…。ね。

 

旅行を計画してた時は、ワイン畑を散策したり、ネットで見つけたカフェのテラスでランチを頂いたりしたいと話していました。しかしながら、旅行当日は寒空で雨模様。ワイン畑は諦めて、旧市街とレマン湖沿いの散策にゆっくり時間を費やしました。

 

ローザンヌの詳しい観光情報は、ローザンヌ観光局や在住の方にお任せして。私は自分の感想だけを記録しておこうと思います。

 

ローザンヌで私が絶対に行きたかった場所、それは水族館(Aquatis)です。

淡水魚や川湖の周りに生息する生き物を飼っていて、日本で見られる動物とはまた違うコレクションが楽しめます。環境問題に関する展示や資料もたくさんあって、世界の環境事情を知ることもできる。だから単純に「生き物が見れる楽しい場所!」というだけではなく、「有意義な時間が過ごせたな」と思える場所だと思います。

 

地面や天井にも、プロジェクターで様々な映像が映し出されていました。まるで湖の上を歩いているような感覚が味わえたり、氷が浮く冷たい川の中を泳いでいるような気持になったり…。大人もワクワクできます。

水族館内にある階段には、 古代にいたらしい巨大なワニのオブジェ。頭が動いてうなり声をあげるのが、とってもリアルで怖かったです。この空間は薄暗くて、まるで沼の底にいるような、不気味な緑色の照明。側にいた小さな子供は泣いちゃった^^;

 

Aquatisの入場料は、そんなに高くないと思います。スイスは物価が高いけど、動物園や水族館、博物館などの入場料は日本とあまり変わらない気がする。

私たちは、チューリヒからローザンヌへの電車と水族館の入場券が付いたコンビチケットを、SBBのホームページで事前に購入していたので、少し割安だったのかな…?水族館のHPからもコンビチケットがあったのですが、SBBのHPから買った方がさらにお得でした。 

 

旧市街や地下鉄は、天気が悪くてもそれなりに楽しめました。特に旧市街の階段は屋根が付いていたので、傘いらず。写真を撮るときも両手が使えて便利だったw

でも、やはり丘の上から見下ろす景色や、オリンピック公園の散策は、天気が良い時にリベンジしたいです。絵葉書にあるような、美しいローザンヌの景色を実際に見てみたい。

 

そして、絶対にワイン畑行きたい(本音)