チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

93. Bellinzonaへ日帰りハイキング

週末に、ハイキングへ行ってきました!

最近はスイス内の移動もめったにしなくなり、山へ行くなんて久しぶりでした。当初は「キャンプして泊まろうか」とも話していたのですが、夜は天気が悪くなる予報だったため、日帰り旅行に変更。

 

意外と近い、イタリア語圏

 

チューリヒ駅から直行電車でおよそ1時間半、Bellinzona駅に到着しました。ミラノへ行く電車だったので、大きな荷物を持った人やイタリア語を話す家族などが多かったです。

途中、20分かけてGotthardトンネルを通過。Gotthardトンネルを通っている間は、電車内の掲示板にトンネルの紹介文が表示されていました。

トンネルを抜けるとイタリア語圏です。駅の名前も突然イタリア語名になり、アナウンスもイタリア語優先に変わります。いつも思うことですが、スイス内を旅行していると「アルプスは言葉や文化を分ける境界線」ということが実感できます。

Bellinzona駅からは、バスに乗ってハイキングコースへ。15分くらい乗るでしょうか。私たちは、ハイキングコース628を時計回りに歩きます。

www.schweizmobil.ch

 

初心者向けのはずでは…!?

ルート628を時計回りに歩いた私たちが最初に直面したのは、岩がゴロゴロ転がっている急斜面でした! しかも、この道が1時間は続いたでしょうか。初っ端からかなりキツくて、体力を削られました。汗でTシャツがびしょびしょ…。初心者向けと聞いていたため、「話が違うじゃないか」とビックリ。

「日帰りだし初心者向けのルートだけど、久しぶりのハイキングだからちゃんと装備していこう」と話した自分、グッジョブでした(笑 荷物は重かったけど、替えのTシャツやタオル、靴まで全部必要なものでしたからw

スイスが言う「初心者・気軽に歩けるルート」とは、実際は中級のことだと頭に入れておきます。

ちなみに現地の人は

山では、現地の人にも会いました。彼らはこの険しい道に慣れているようで、サクサク歩いていたのが印象的でした。小さなワンちゃんも、ぴょんぴょん跳びながら岩を上っていたし…。

あと、山の麓にはロープウェイもあります。本当に手軽にハイキングしたい人は、ロープウェイで上まで行ってしまうのもアリですよね。

 

ハイライトは長―――――い吊り橋 "Ponte Tibetano Carasc"

270メートルもあるつり橋は少し怖いけど楽しく、中央からの眺めは最高です! キャアキャア言いながら渡る子供たち、そして顔が引きつる大人もちらほら。私たちはというと、橋の中央で記念写真を撮りまくりました。

天候が怪しかったせいか、思ったよりも人がいなくてラッキー。写真も撮りやすかったし、誰にも邪魔されずにゆっくり楽しめました。ロープウェイに乗れば、このPonte Tibetano Carascまでも簡単にアクセスできます。

 

www.ticino.ch

 

San Bernardo教会も忘れずに

San Bernardo教会は、11世紀から12世紀に造られた当時のまま残されています。私たちが訪れたときはガイドのおばちゃんがいて、「この地域にできた最初の教会」と教えてくれました。今ではスイスの国文化財になっているそう。今にも崩れてしまいそうな、古くて質素な教会ですが、とても愛らしい姿です。

www.curzutt.ch

 

帰りは一瞬

私たちはハイキングを終えてBellinzonaの町を散策したあと、夕方には帰路につきました。BellinzonaにはFestung(要塞)が多く、無料で見学できたり博物館で歴史が学べたりします。

私たちは結構疲れていたので、町をぐるりと一周しただけでした。

帰りの電車では、Bellinzonaのカフェで購入したスイーツを食べながら、あっという間にチューリヒに到着。遠いようで近いTessinですw

 

 

 

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