チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

86. 2020年のカメラロール

2020年、スイス政府がコロナを理由に1.5か月のロックダウンを発表してから、もうすぐ1年になります。
携帯のカメラロールを見てみると、「やはり特別な年だったんだなぁ」と思うところがあったので、文章でも記録しておきましょう。

旅行できなかった2020年

いつもなら、私たちは年に2・3回長期の海外旅行をします。一回は日本。一回は彼の地元。その他は東南アジアやアメリカ、中東など様々な場所へ。
そして短期旅行として、ヨーロッパやスイス内で週末に出かけることも多いです。短期旅行では、アルプスを登山したりスペインで食道楽したりがお決まりなのですが…。

2020年は、感染症のせいで旅行計画が台無しでした。いつも年初めに、パートナーと長期旅行の計画を立てているのですが、それが総崩れ。短期旅行として、数回ヨーロッパ旅行をしましたが、ドイツ語でいうFernwehを感じた一年でした。

携帯のカメラロールに残っているもの

私は、他の女子・女性に比べてあまり写真を撮らない方だと思います。どこかに行っても食事をしても、シャッターをバチバチ押しません。自分が「これは!撮っておきたい!!」と思ったら、1・2枚写真にするくらいです。そのため残っている写真は、もともと少ないのかもしれません。

普通なら、チューリヒでの写真は皆無といっていいくらいです。友達と過ごした食事、チューリヒで何かしらのイベントがあった日、記念日のディナー等。その他旅行の写真がちらほら。

こんな私ですが、2020年のスマホには何が残っていたと思いますか?

それは、自宅で作った料理

パンやピザはもちろん、ちょっと奮発したお刺身や自作のバーガーまで。“非日常”を探してはカメラで写真を納めていたのです。食べ物ばかりあるので、自分でもちょっと笑っちゃったくらい。珍しいなと思ってw 
あとは先日書いようなた、スーパーで見つけた新しいお惣菜の写真とかもありました。これは、「日記のネタにしたいから、写真で記録」用のもの。

意外と少ないコロナ写真

2020年といえば、コロナが流行りだした直後に買いだめ(Hamsterkauf)が発生しました。スイスでも、レストランの閉鎖・在宅勤務やホームスクールの増加によって、スーパーの食料品&日用品に対する需要が急激に増えました。不安と真面目な需要が重なった結果、他国に漏れずHamsterkaufが起こったと思います。

このような日常の変化にカメラを向ける人はとても多くいました。スーパーで空になった棚を撮影する人、長蛇の列を記録する人などをよく見かけましたし、私も物珍しさで撮った写真があります。
ただ一年たった今、写真を見返してみると、自分が思ったよりも記録されていないのが現状でした。ロックダウン前後の写真が数枚、ビールを買いだめした写真(汗)が一枚。なんだか、もうちょっと2020年らしい(と言っては何だけど)写真を残しておけばよかったかもしれません。

短期旅行の行先は…

感染者数もずいぶん減った2020年の夏は、ローザンヌをはじめ、いくつかの町へ週末旅行をしました。ちょっとでも気分転換になったのと、旅行気分が味わえたのは不幸中の幸いと言えるでしょうか。もちろん、感染症対策は万全で。

以前の旅行写真なら、楽しくてはしゃぐ私の写真もいくつか残っているのですが…。2020年の旅行写真は、どれもマスク姿でした。レストランの写真も、背景には隣接するテーブルとの仕切り板(Trennwand)が写っていたりして。飲食店などでマスクを付けないときはあまり喋らないように、そして笑わないようにしていたので、とっても余所行きの写真が並んでいます。

2021年のカメラロールに期待

さて今年は…。どうなるのでしょうか。おうち時間はまだまだ続きそうですが、自炊写真以外にも多様な写真が撮れたらいいですね。私も、まずはもう少しいろいろな写真を撮るように心がけなければいけません(笑)

 

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