チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

105. サハラ砂漠から到着

花粉症が続いています。

ヨーロッパ版、黄砂

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日本でも、そろそろ大陸から黄砂が跳んでくる時期かと思います。ヨーロッパも、春にはアフリカから砂漠の砂が飛んでくることが…。初めて体験したときはビックリしましたが、今では「もうそんな季節か」と感じています。
道端に止めてある車も、オレンジの埃をかぶってなんだか可哀そう。このような事態で拭き掃除をすると、砂のせいで車体に細かい傷がつくので、洗車するのがいいと聞いたことがあります。私たちは車を持っていませんが、皆さんどのように洗車したのでしょうか。すぐに雨が降ってくれれば、車もきれいさっぱり洗われたりして^^

でも空がオレンジに染まっていると、なんだか落ち着きません。しょっちゅう外を確認して、夕焼けの様な空色を眺めました。綺麗な色ではありますが、細かい埃が混ざっている空気です。決して健康に良さそうではありませんし、発展途上国の、人と車がひしめき合う町の様な、独特な籠った匂いがします。
家の換気はしばらくお休みして、砂が飛んでいる日は窓を開けないようにしていました。

 

喉の乾燥がひどくなる

 

外出を控えてはいたものの、「空気が違う」というのはひしひしと感じているところです。

もともと花粉のせいで、鼻水と喉の乾燥がありましたが、埃が飛んでいた数日はこれらが悪化。特に喉のイガイガはとても辛くなったのです。痰がたまる感じというか、ただ乾燥しているだけではない不快感でした。

私は花粉症もあるので、砂埃だけが理由の症状かは分かりません。花粉症を患っているからこそ、乾燥している喉が埃に攻撃されているとも言えるのでしょう。花粉症が無く潤った喉ならば、イガイガをほとんど感じなかったかもしれません。

 

気持ちがいい春はいつになったら…

 

数日すると、空気が元に戻ったような気がしました。ニュースでも砂埃について触れられることはなく、あとは「花粉がいつ終わるのか」ということだけ。
いまだに、花粉のせいで調子万全とはいきませんが、籠った匂いが消えたこと、朝晩の家の換気ができるようになったことが、とても嬉しい‼(花粉が舞う日中は、まだ窓を閉めちゃってる)
ヨーロッパ版黄砂のピークは数日でしたが、体がとても疲れたように感じます。早く調子が戻って、スイスの春を満喫させてほしい! 

p.s. あれから1週間ほど経ちました。道には、まだオレンジの埃をかぶった車がちらほら。そろそろ車洗ってあげてw