チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

104. やっと日本一時帰国(自主隔離中の通院)

2021年、秋に帰国した時の経験。

 

自主隔離中に体の不調

 

空港に到着後、ハイヤーで宿泊施設へ向かいました。14日間の隔離生活、スタートです。
隔離期間の生活のことは他で記したので、忘れていたら↓を参照。

 

zuerilife.hatenadiary.jp

 

自主隔離が一週間も過ぎたころ、体の不調を感じました。といっても、感染症の症状ではなく、この頃は緊急性も無し。

あと一週間すれば普通に外出できるのですが、痛みを我慢できるかちょっと自信がありませんでした。悪化する恐れがあったので、できることなら早めに診察していただきたい。「一般患者さんがいない診察時間外に受診できたら、とてもいいな」と思いながら…
とりあえずMySOSのアプリに書いてある電話番号へ、医療機関へ行ってもいいのか、問い合わせることにしてみたのです。

 

MySOSスタッフさんの指示

 

電話をすると、女性のスタッフが親身に話を聞いてくれました。行きたい病院が許可すれば、自主隔離期間の受診をしてもよいとのこと。そして以下の指示

  1. 通院には公共交通機関を使わず、徒歩・ハイヤー・運転などで移動
  2. MySOSのメールアドレスに、病院の名前・住所・予約日時を知らせる。そして、移動手段と外出の合計時間(予想でいいらしい)も事前に報告
  3. 必ず、病院に自分が海外から入国して自主隔離期間にあることを告げる。病院の指示があれば、それに従う

電話時に、スタッフがMySOSのシステムに「病院に行きたいとの申告あり」と登録してくれ、「メールだけでの報告は一度で十分でしょう」と言われました。もしかすると、受診が終わった後にスタッフから確認の電話やメールが来るのかもしれません。どちらにせよ、病院の予約をとる前に、MySOSに電話は必須でした。

 

病院の予約をとってみる

 

予想はしていましたが、完敗っていう感じです。

「緊急でないなら来るな」でした。日本人のスタッフは口調は優しいけど、交渉の余地を残さないというか…。プロだから?「自主隔離が終わるまで、辛いだろうけど頑張ってね」て見放されます。ワクチンを2回打っててもダメでした。この時ばかりは、融通が利くスイスが恋しかったです^^;

3件ほど電話して、有難いことにその内2件は電話口で症状に関するアドバイスをもらえました。受診することはできなかったけど、お医者さんと 話して安心できたので、とても感謝しています。

 

結局、自主隔離期間を終えてから、通院することができました。辛かったけど緊急事態にならなくてよかった。私は、普段からめったに病気をしない、ありがたい体質です。まさかこのタイミングで病院に行くほどの体調不良になるなんて、夢にも思いませんでした。本当に、何があるか分からないものです。