7. チョコレートの国でバレンタイン
日本では、友チョコ・義理チョコなどの言葉がすっかり定着したバレンタインですが、それでも「恋人の日」「女性が男性に告白する日」として盛り上がりますよね。
私も若いころは、手作りチョコレート(友チョコ用)に気合を入れていたものです。
そして、ここスイスは、言わずと知れたチョコレートの国。
バレンタインにはどんな盛り上がりを見せてくれるのか…⁉
楽しみです!
まずはスーパーから。
2月10日くらいからバレンタイン・コーナーが設置され、ハートマークなどで特別に包装されたお菓子が並んでいますw
バレンタイン・コーナーは、棚1.5メートル位のスペースでしょうか…。
そんなに大々的にやっているわけでは…ない。
しかも、チョコレートの中身はいつもと一緒で、ラッピングだけ特別感があります。
それだったら、別にいつもと同じチョコレートでもいいかな。
おいしいし。
あ、でも、レジの横にバラの花が売られてますね。
これも、バレンタインを意識してのことかしら。
やはり、チョコレートというよりは花を贈るほうがこちらでは一般的なのでしょうか。
でも、まだ14日前。花を買う人はさすがにいません。
次、チョコレート屋さん。
こちらはおそらく多少、気合が入っているのではないかと思われます。
とりあえず、大手メーカーのSprüngliを見てみましょう。
チョコレートに工夫を加えたり、バレンタイン用に詰め合わせセットを用意しています。
ハートの飾りがついたマカロン(Luxemburgerli)、かわいらしいですね <3
地元のパン屋さんにも、ハート型のパンなどがあって、 多少の特別感が感じられます。
バターたっぷり三つ編みにしたパン、Zopfです。
レストランの場合。
ちょっと高いレストランは、バレンタイン・ディナーのために特別なメニューを提供している場合もあり。
ロマンチックで特別な経験をしたい人はレストランへ。
こちらは、私には関係なさ過ぎて、ぜんぜんチェックしていませんでした。
もっとちゃんとリサーチするべきでしたね。
チューリヒにある和食レストランも、バレンタイン・ディナーを用意していたみたいです。
と、
企業によってはバレンタインにも結構工夫を凝らして、「盛り上げよう・買ってもらおう」というモチベーションが見られます。
でも、普段の(学生)生活の中では、なかなかバレンタインの盛り上がりは見つかりませんでした。
日本みたいに、「正月おわったらバレンタイン。あっちでもこっちでもイベント!」みたいな、キャピキャピした雰囲気は皆無ですね。
「バラの花と、あれば小さなプレゼントでも渡せればいい」みたいなイベントなのでしょうか。
おとなしいバレンタインでした。
バレンタインの存在感がなさ過ぎて、写真も撮っていない始末。
でも、私はバレンタインの夕方あたりに町を歩くのをお勧めします。
なぜなら、
バラの花を持ったスーツ姿の男性、“ザ・ヨーロッパ男” が たくさん見られるから。
(偏見です)
バラの花抱えて、ちょっとキザっぽい?
チューリヒなら、それも絵になる?
というか、(たふん)それが普通過ぎて誰も気にしてないし、目立ってもいないし。
でも、日本じゃあ、そんなサラリーマンめったに見かけないし。
ヨーロッパが感あって、少しテンションあがります。(*自分は誰からももらってない)
来年は、自分のためにチョコレート買ってみたい。