47. チューリヒで結婚するには?(No.4 当日編)
当日、パートナーは仕事を休んで朝から準備に取り掛かりました。
午前中、私は洋服やバッグの準備、パートナーは美容院へ。
ランチには、チューリヒ市内の和食レストランで、おいしいお寿司を頂きました。特別な日ということで、ちょっと贅沢^^
でも、私は着替えなどの準備に時間がかかることが分かっていましたので、ランチもちょっと駆け足。おいしく食べて、すぐに帰ってきてしまった。
着替えを済まし、Zivilstandsamt に向かうと、既に何人かの友達が待っていました。
そして周りには、市民登録するときにはなかったウェディングの飾りや、綺麗な洋服を身にまとった花嫁さんたちがたくさん! 写真を撮る人、お祝いをする人で溢れていました。ちょっとビックリ。
受け付けを済まそうとすると、係の人から「ちょっと予定が押してて…。少し部屋の外で待ってて」と言われてしまいました。
10分ほど待って、私たちの名前が呼ばれました。私たちと Trauzeugen のパスポートを確認すると、部屋の中へ通されます。
Trauzimmer への入場は、新郎新婦を先頭にします。
部屋の中は赤を基調とした色になっていて、ステンドグラスがとても綺麗でした。私は、式の最中はゲストは座るのだと思っていました。でも、役所のスタッフさんがお話をしている間も、私たちのゲストは部屋の中を自由に歩いて、写真を撮ってくれました。たくさんの友達が、いろいろな角度から写真を撮りまくってくれたので、ちょっと面白い雰囲気だったと思います。
スタッフさんのお話はよくあるスピーチの内容で、スタッフさんも慣れていたので流れるようにスラスラと話されていました。
そのせいで、気を抜いてしまったのは失敗でした。私の気持ちが緩んでいて、「Yes」と言わなければいけない誓いの言葉に、すぐに反応できなかったのです。
スタッフさんの問いかけに、一瞬「あれ?」と思って、間ができてしまいました。
笑い話になったので良かったのですが、恥ずかしい思い出です。
こうして私たちの Trauung は(結構さっぱりと)終わりました。
このあと、街中で写真をとりつつレストランへ向かい、ディナーを頂いたのでした。
ディナーについては友達と楽しくおしゃべりしながら、素敵な時間が過ごせました。レストランのあと、バーに行ってシメの一杯。家に帰ったのは0時近くでした。