チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

53. Glarusに行った

 

チューリヒから電車で1時間ほど東南に行くと、Glarus という州に入ります。

 

すごく小さな州で、あまり注目されていないし、観光資源も少ないです。

でも、土曜日の夕方に友達の Trauung が Glarus の市庁舎で行われるということだったので、ちょっとおめかしして行ってきました。呼んでもらったのは Trauung ではなく、そのあとの Apero ですけどね。

(こんなことでもないと、私は Glarus には足を踏み入れないでしょう…)

 

電車は便利で、チューリヒからの本数も多いです。でも電車はガラガラ。

 

実は、Glarus は、ヨーロッパで最後に魔女裁判(処刑)が行われた地として知られています。Anna Göldi という女性は、18世紀後半に魔女である疑いをかけられて Glarus で処刑されました。

 

そのため Glarus には「Anna Göldi 博物館」というのがあって、当時の様子やいろいろな人の証言、Anna Göldi の生涯を伝えています。

 

この博物館もお目当ての一つでした。

Trauung の前に、1時間くらいかけて博物館を見ようと思って。

博物館自体は小さいのですが、1時間じゃ足りないほど濃厚な内容でした。もっと時間取っておけばよかった^^;

 

博物館は、とても新しくて現代的な内装。期間限定の展示では、アフリカやパプアニューギニアで今でも行われている「魔女裁判」とか「悪魔除けのお祓い」について取り扱ってました。

今でも魔女と言われて迫害されている人がいるのは何となく知ってたけど…。実際の写真で見るとかなり衝撃的でした。ので、全部見てません。

見られなかったです。

 

博物館を大急ぎで回って、友達の Trauun をお祝いする Apero へ参加。

カジュアルな感じで過ごしやすかったし、「Glarus の人たちは人懐っこい」と思いました。新婦が育った家の "元ご近所さん" がいきなり参加して来たときは、不審者だと思って警戒してしまったけど。(Tシャツ短パンで食べ物漁ってたから)

 

Apero は中央駅近くの普通の公園で行われましたが、ちゃんとテーブルやベンチ、デコレーションもされていたのがビックリ。噴水もあったので、お城の中庭みたいな雰囲気になってました。

綺麗。フォト映え!!

途中でケーキ入刀があったり、新郎新婦に関するクイズゲームがあったり。カジュアルで少人数の Apero だったけど、イベントが盛りだくさんでした。楽しかった。

 

2時間くらい過ごして、帰りは同じく招待された友達の車に乗せてもらいました。

少し疲れていたので、ありがたいことです。