チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

90. コロちゃんの予防接種

誰も知らなかった

5月7日、金曜日の朝でした。

チューリヒ州では、今から16歳以上のすべての市民からCovid-19の予防接種を予約受付する」

というニュースが発表されたのです。

 みんなが、寝耳に水の状態でした。おそらく混乱を避けるために、5月7日早朝までニュースにならなかったんだと思います。

 

私が起きたのは8時30分頃。早起きした友人達が、興奮状態でWhatsApp上でトークをしていたのを見て、私もニュースを知ったという次第です。私の周りでは、「ワクチンを積極的に受けたい」と言っていた友達が多かったので、みんなかなり盛り上がったみたい。

この時までにチューリヒ州のサイト ”VacMe” に登録を済ませていた人は、予約の手続きも早かったでしょう。もっとも私が起きた時には、既に満席だったのですけど…。

 

予約が満席らしいという情報をトークで知った私たちは、「なら、なおさら今すぐに登録しなくてもいい」と思って、普通の一日を過ごしました。念のため、その日のうちに登録だけしておいて、もし第2陣の予約開始があればそれを狙うつもりでした。

コーヒーの時間にはSNSトークは少し収まります。予約が取れたと喜びの報告をする人、あきらめる人などそれぞれ。落ち着くとこに落ち着いたよう。

 

ちゃっかりブッキング

翌週の12日(水)午前、パートナーが「ワクチンの予約枠が空きまくっている!」と叫びました。見てみると、確かにいろいろな会場で余裕があるよう。「さっそく第2陣が来たのか⁉」と州の対応の早さに驚きながら、私たちも予約完了させました。

たも多分、12日の午前にあった大量の予約は、キャンセルされた枠だったと予想されます。なぜなら、7日に予約した友達のスケジュールよりも、私たちの方が早いから。

1回目の接種と、4週間あけての2回目を同時に予約して、とりあえず一安心です。とくにパートナーは、ホームオフィスの規制が緩和されるまでに予防接種を済ませておきたいようでした。その方が、自分も同僚も安心できるのかな。

 

本当の追加分

5月16日、真の第2陣が発表されました。7日の予約策が18万回だったのに対し、今回は12万回。
ここでいつも思うのは、1人2回ワクチンを打つので「18万回とか12万回用意あるよ!」とは、つまり9万人分と6万人分のこと?多そうに見えて実はそうでもない。