チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

112. ドイツにプレゼントを送ったのに…

今回は、ちょっとした愚痴を書こうと思います。
小さなことかもしれないけれど、ショッキングだったので。

 

心こもった贈り物

 

夏頃、ドイツに住む友達からプレゼントを頂きました。

可愛らしい手作りの編み物。しかも名前の刺繡まで入れて! とても上手に編まれていて、荷物が届いたときは手作りなんて思いもしませんでした。
友達に「ありがとう」の連絡をしたときに初めて「(妹の)手作りなんだよ」と教えてもらい、パートナーとびっくり。なんでも、刺繡のバランスや文字の大きさなど、友達と妹さんで色々悩んで話し合いながら作ったのだそう。本当に心が温かくなる、素敵なプレゼントです。

そんな彼らに、お返しのプレゼントを選びます。友達は、スイスの "Reichmuth von Reding" のチョコレートが大好き。私たちも、よくチョコレートやお茶を買いました。高品質で美味しく、信頼できる企業さんなんです。

 

荷物はどこへ?

 

友達と妹さん、2人分のチョコレートにメッセージカードを添えて、郵便局へ持っていきました。

ドイツへの贈り物。受付のスタッフによると、届くまでには3日くらいかかるそう。「さすがお隣の国、約3日"しか"かからないのね」と思った私は能天気だったのでしょうか? この時、荷物のトラッキングサービスを付けずに預けてしまったのです。

さて、郵便局に荷物を預けてから2週間、友達の家にはまだ配達がありません。不安は募るのみ。
「荷物の紛失か」「誰かがチョコレートを盗んだのではないか」など、根拠のない考えが頭をグルグル…。「そういえば、郵便局のスタッフは不親切だったよなぁ」とか、「税関の人は、荷物盗むチャンスあるよなぁ」とか、あることないこと頭に浮かんで、気になって仕方がありませんでした。

実際は、郵便局や税関のスタッフ管理はとても厳しく、防犯カメラなども至る所に設置してあるはずです。他人の荷物や現金を持ち帰ることは、ほぼ不可能なのに。

郵便局のコールセンターに問い合わせてみても、「トラッキングサービスが無いのなら、こちらでできることは何もない」と言われてしまいました。まぁ、そうですよね^^; コールセンターの人は親身になって話を聞いてくれて、「心配だけど、もう少し待ってみては?」と私たちをなだめてくれました。

 

遅延からの関税

 

それから1週間ほどたったある日、友達から「着いた!」の連絡が♪ 私たちは、ホッと胸を撫で下ろしました。「荷物が盗まれていなくてよかった。紛失していなくてよかった」と思ったのも束の間。
友達の「関税取られちゃったけどね ;P」というメッセージに驚愕することになります。

なんでも、配達員から「関税20ユーロを "今" 払わないと、荷物を渡せない」と言われたそうです。

ギフトって書いてあるのに? 関税の代引きって何ですか? そんなことあるの?
全くもって予想していませんでした。私は、関税は後から自分の所に請求が来る、もしくは、金額が低いので関税無しだと思っていました。それが、関税があるどころか友達に代引きで請求されるなんて聞いてない⁉ 申し訳ない気持ちでいっぱいです。

友達は「全然いいよ~」って言ってくれましたけど…。どうすればよかったのでしょう? 私たちのもとにプレゼントが届いたとき、関税は請求されませんでした。荷物の中身が関係しているのか、郵便局で手続きを誤ったのか…。なんだかモヤモヤが残ってしまいました。

 

次にドイツへ物を送るときは、郵便局でしっかり確認しなければいけませんね。そして、トラッキングサービスを付けます。私の安心のために(笑)