33. ビザの更新 3
ややこしくて長引いています。
ビザはまだもらえそうにありません。
再度 Migrationsamt から手紙がきました。
「前回提出した大学からのお手紙(Diplom が発行されるまでは卒業の証明や、その他卒業の可否などに関する情報開示はできません。と書かれた書類)では不十分」
とのこと。
Migrationsamt の方は卒業を確定する旨の書類を出せ、とお怒りの様でした。
しかし大学からもらった書類には、「この人は卒業証明書の申請をしました。」とちゃんと書かれています。
この申請は、大学のポータルサイトを使ってインターネットで行いますが、「申請をする (antragen)」ということは同時に、卒業条件を満たしているという意味です。
卒業条件を満たしていない学生は、大学のシステムで申請そのものが受理されません。
つまり、前回大学からもらった書類=卒業確定の書類、といっても過言ではないはず。
なのに! Migrationsamt の方にはこのシステムを理解していただけなかったようです。
おかしいのは、Migrationsamt が
「このような書類は以前にも見たことがあるし、意味を理解している。
しかし、有効ではないので違う書類を用意すること」
とコメントしたということです。
経験があるなら、現実的に用意できる書類を明確にしてほしい。
そして、大学の方にも違う書類を作ってもらうようにメールをし、私の名前を書類に記入することなどをお願いしてみたのですが…。
名前は記入できるけれど、文章は変えられないそうです。
また、私の取得単位数が卒業条件を満たしている、という書類(成績表ではない正式な文章)を作成してもらえるかも尋ねたのですが、単位取得についても公表はできない、と言われてしまいました。
最初の書類に antragen という文字が入っていることから、単位取得条件も満たしていることが分かるのですが…。Migrationsamt も大学も、出し渋り。
まさしく板挟みの状態で、ニッチもサッチもいかないという感じです。
Migrationsamt と大学側で直接話し合ってほしいというのが本音ですが、どちらも折れないでしょうね。
私のパートナーはこの状態に怒り心頭しておりまして。
私を弁護士保険(?)に入れて、弁護士から Migrationsamt と大学に連絡させると言っておりました。
この件はどの程度法律に関わるのか、私には分かりかねますが、滞在ビザについてのトラブルなので相談できるのかなと思います。
とりあえず、明日もう一度大学の Kanzlei に行きます。
自分が卒業することは言わず、昨年と同様の「卒業までにあとどのくらい単位をとらなければいけないのか」という書類がもらえるか試してみます。
「卒業まであと0単位」と書かれていれば、いくらか説得力があるのではないか、と淡い期待。
結局、
・状況を説明する手紙 (Stellunganahme)
・学部からもらった、大学の規則を説明する書類
・卒論の成績
・退学申請証明書 (←これ Kanzlei から5フランで発行してもらった)
・学部の規則を、当てはまるところ抜粋して印刷したもの
これら5点を送りました。