チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

102. 国立博物館のライトショー(Illuminarium @Landesmuseum)

illuminarium.ch

 

 

2021年の年末、友達と一緒にライトショーを見に行った話です。

 

毎年行われているイルミナリウム

 

 チューリヒ駅の裏にある国立博物館。大きくて立派な建物です。通りから見える正面には、催し物や展示の巨大なポスターが、年中通して貼り出されています。また、クリスマス前は中庭でクリスマスマーケットが開かれたり、プロジェクションマッピングが楽しめたりとイベントたくさん! 観光客はもちろん、地元の人が集まる場所でもあるんです。

Illuminariumはプロジェクションマッピングで、中庭の一角で上映してくれます。真冬の寒い時期ですが、結構人気のイベントでした。というのも、博物館の中庭は360度建物に囲まれているので、風が通り抜けなくて居心地がいい。そして、360度全面を使ったショーが、見ごたえ抜群だからです。

時間によってプロジェクションマッピングの内容が違って、色々見てみたくなりました。
私たちが見たのは、世界各国のアート学校による各10分ほどの作品。抽象的な内容で、大人向けかな。環境問題・夢に見る曖昧な世界・スポーツのダイナミックな動き等をテーマにしていました。大画面のプロジェクションマッピング。首と体を360度くるくる回して、夢中で見入ってしまいました。

私たちが予約した1つ前の時間は、おそらくファミリー向けの内容だと思われます。ペンギン達が氷上を楽しそうに滑っているのが、ちらりと見えたので…。こちらもキュートで楽しそうなプログラム^^

 

クリスマスマーケットは断念

 

イルミナリウムの隣で行われていた、名物クリスマスマーケット。今回は、ちょっと見学するだけにしました。例年、チューリヒ市内には何カ所かクリスマスマーケットが設置されて、毎年心待ちにしていたのですが…。感染症が流行りだしてからは、クリスマスマーケットが中止になったり、感染が怖くて行かなかったりと、距離をとっていたんです。

今年はクリスマスマーケットが開催OKとのことで、博物館の中庭も盛り上がっていました。ワクチン証明書もしくは陰性証明書があれば入場でき、ホットワインやワッフルなどを食べながらお友達とおしゃべり! 寒いけれど、これが楽しいんですよね。

ただクリスマスマーケットは屋外のため、マスクの義務は無し。そして屋台スタッフが手を洗う頻度(機会?)が少ないことを考えると、感染のリスクが少し気になります。心配や居心地の悪さを感じながらクリスマスマーケットを楽しめるわけもないので、今年もパス。

私たちは、キラキラ輝く屋台とツリーを横目に見ながら、ライトショーだけ楽しんで帰ることにしました。このような状況を気にせずクリスマスを楽しめる人なら、ラッキーでしょうか? いろいろ気を付けてたって、感染するかもしれませんからね…。「楽しめる事を今のうちに」と、不安を吹っ切れる人が羨ましいくらいです。