チューリーでのこと

大学、ビザの手続きや日常のことなど。備忘録も兼ねた日記です。 カフェやレストラン開拓は苦手。お店情報はあまりありません。

84. スーパーの冷凍食品・お惣菜

1月中旬くらいにあった大雪は、大そうなものでした。木が折れたり車が埋もれたり…。チューリヒ市内に10年以上住んでるパートナーも、これほどの雪はびっくりだと言ってた。雪がたくさん降ったのは嬉しいけれど、大きな枝が折れたのは、少し怖かったな。所々、業者が安全のためにワザと枝を切ったようなものもあったけど。

家に籠るのは大丈夫。でも自炊疲れ

日本が恋しいと思う瞬間の一つに、「料理をしているとき」があります。
スイスは2020年12月下旬から、飲食店の営業がテイクアウトのみOKになりました。しかしながら、多くのお店はテイクアウトだけでは採算が取れず、「いっそのこと完全休業した方がまし」だそうで…。市内にある私のお気に入りレストランは、軒並み休業中。

自炊ばかりしていると、いわゆる自炊疲れというものに襲われることがあります。料理するのは好きだし、パートナーも多国籍な食事を作るので、飽きるというわけではありません。でも、(パートナー以外の)他人が作った味が恋しいというか。
やっぱり飽きてる?

スーパーのお惣菜事情

自炊したくないとき、もしくは忙しくて自炊出来ないとき。日本なら、スーパーに行けば和・洋・中・韓いろいろなお惣菜が見つかります。選ぶのも楽しいし、チンするだけで美味しい料理が完成です。冷凍食品も充実しているし、お野菜がたっぷり摂れるメニューもありますよね。

スイスのスーパーって、2020年春まではお惣菜の種類がすごく少なかったと思います。冷蔵のお惣菜はラビオリ等のパスタやFlammkuchenがメイン。冷凍食品はピザやパイ、バーガーのパティなど。そして、パックのお寿司やサラダ、サンドイッチもありますが、スーパーで売られているこれらは、「美味しい・満足できる食事」とは言い難い品質でした。あくまでも、「お腹に入ればいい!」というレベル?だと感じました

ちなみに、私はグルメではないので、そもそも美味しいとか美味しくないの基準が緩いというか。“品質”というよりも“自分の好みかどうか”なのですが…。

満足できるものも、チラホラと

2020年、ランチも家で食べる家族が増えたことで、おそらく惣菜の開発が進んだのでしょう。2021年に入ってから、まずスーパーの冷凍食品コーナーやお総菜コーナーに陳列されている商品の種類が、かなり増えました。
パッケージも、以前よりおしゃれで目を引くデザインが増え、「あ、これは美味しそう」と興味を惹かれます。新しいブランドが登場したり、前からあったブランドがリニューアルしたりと、スーパーに行くたびに何か進化してる気がするのです。
自分としては、すっごくうれしい。
アジアコーナーにはレトルトのカレーがいくつか登場したので、近々試してみようと思います。

coopが運営しているSaporiというブランドの商品は、結構何でも美味しかったです。イタリアの食品。食材を販売していますが、クッキーもピザもパスタも美味で、パートナーにも好評でした。値段も良心的だと思うし、手抜きしたいときや平日のランチにはぴったりでしょう。
Sapori d'Italiaのページ

日本みたいに、和・洋・中・韓まで揃えるのは難しいかもしれないけれど、これからもっとたくさんの商品が出てくるといいな。そして何より、レストランやカフェが早くオープンできますように。